こちらの写真がとりあえず組んだ状態です。
このままだとただ腕を上げているだけの様な
感じで迫力がなく、動きを感じません。
実際のアニメの画像を研究してどのようにしたら
動きが出るか考えました。
背景も市販のベースをどのようにしたら
ア・バオア・クーの内部を再現できるかアニメの
画像をよく見ました。

腰のひねりが増すように、後ろ側のパネルを
切りかき加工しました。これにより腰のひねりが
増しました。
ジオラマとして割り切って後ろからの見栄えは
捨てました。
間接自体も加工し良い場所で接着しました。
これにより腰から上が少し上を向いて、力いっぱい
腕を伸ばして上にいるジオングの頭部を狙っている
感じを強調しました。
足の開き具合も少ないので同様にパネルを少々
切りかき、関節を接着しました。

コトブキヤのディスプレイベースを2つ使用し
高さを出しました。高さはコンテストの制限
ギリギリの300mmです。
ア・バオア・クー内部は鉱物資源と思われる
岩などの内部に基地を作ったため、実際の
アニメの画像でもア・バオア・クー内部は岩と
鉄板が混在しています。
今回題材にしたラストシューティングのシーン
でも半分から下は岩のままで上は鉄板の壁と
いう感じでした。

半分から上はそのまま利用し、下半分は発泡
スチロールやパテを使用して岩っぽい感じを表現
しました。塗装はサフェを下地に吹いて濃いグレー
薄いグレー、青っぽいグレー、緑っぽいグレーを
数回に塗り重ねました。単一の色のみだと立体感
画出ずリアルさに欠けるからです。
さらにリアル感を出すために本物のサビを使用して
ます。これは、ジオン劣勢の戦闘の間ずっと基地内部のメンテナンスがされていなかった感じを出すためと、単なる岩ではなく鉱物資源である事の強調
です。